当事者でもないし、善悪を語るつもりもない。

でも選手として一流で、監督としてペナントレースを制した人間が、今回の件で辞任に追い込まれたという事実には、驚きを隠せなかった。

いよいよ本格的なホワイト社会の到来だと感じた。

才能や努力よりも、クリーンであることが求められる時代。


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誰も悪くなかった

娘とのケンカ。娘がChatGPTに相談した。AIは児童相談所への連絡を勧めた。娘は相談のつもりで電話した。警察が来た。父親が逮捕された。

娘は後に言った。「殴る蹴るの事実はなかった」「警察が来るとは思わなかった」「目前で泣き崩れた」と。

誰も悪意を持っていなかった。娘も、AIも、児童相談所も、警察も。全員が善意で動いた。それでもレジェンドが消えた。

過去の恐怖政治は悪意ある権力者が作った。だから戦えた。倒す相手がいた。

今は違う。善意しかない。戦う相手がいない。正しさが暴走する社会には、止める手段がない。

これが今の時代の怖さだと思った。


失敗できない世の中が、子どもを委縮させる

ひとつだけモヤモヤすることがある。

失敗できない世の中になっていく。チャレンジすることがリスキーすぎて、若い子たちがますます委縮してしまわないか。

本音を隠す。尖らない。波風立てない。間違えない。そういう子どもが量産されていく。

でも勉強って本来、間違えるためにするものだ。間違えて、気づいて、また挑戦する。その繰り返しでしか本当の力はつかない。

チャレンジャーであることをリスクに感じる時代に、チャレンジャーであれと教え続けることがマツダ塾の仕事だと思っている。


「間違えてええんやで」

勉強につまずいている生徒に、むちゃくちゃ刺さる言葉がある。

「間違えてええんやで」

この言葉をかけた瞬間、子どもは本当にほっとした顔をする。

でも同時にまずいとも感じる。

勉強を自分のためにやっていない証拠だからだ。勉強は自分の成長のためにやるものだ。いっぱい間違えないと、本当の正しさなんて見えない。

失敗できない世の中が、子どもたちからその機会を奪っていく。

私の本心を言う。

ホワイト社会はクソくらえだ。
もっとのびのびと、間違えることに寛容でありたい。

失敗していい場所が、どこかにないといけない。マツダ塾はそういう場所でありたいと思っている。


最後に

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